ウェディングドレスの選び方―挙式スタイルと会場との相性―
ウェディングドレスは、多くの女性にとっての憧れです。ただ一方で、ドレス選びの際には数が多すぎて悩まれる方も多いと思います。前回は、ウェディングドレスを選ぶ際、なりたい雰囲気を考えることについてご紹介しました。なので、今回はウェディングドレスを選ぶときに気を付けたい、残りの二つのポイントについてご紹介したいと思います。
1.挙式スタイル
教会式
教会で結婚式を挙げる際は、ある程度のその教会で重要とされるマナーを守るようにしたほうがいいでしょう。特に結婚式会場では、その教会の華やかさから、カトリックの教会で挙式を上げる人も多いと思います。カトリックはより保守的な傾向があるので、肌の露出を抑えたデザイン、またベールや手袋の着用を前提としたドレスを選ぶとよいでしょう。
ホテル・式場での披露宴会場
ホテルや式場での広い披露宴会場では、花嫁がしっかり目立つことができるボリュームのあるウェディングドレスが向いているでしょう。またゲストの方との距離によって、ドレスの装飾の細かさ、そして照明により華やかに見える装飾などを考慮することができます。これらを判断基準の一つとして置いておくと、ドレス選びがしやすくなるかもしれません。
レストラン・ガーデンウェディング
レストラン・ガーデニングウェディングでは、他の式場に比べて歩き方に制約が出てくることが特徴としてあります。なので、あまり幅を取りすぎないドレスの方が向いていると言えるでしょう。またゲストとの距離も近くなるので、ドレスの装飾は細部まで見られることを前提としておいたほうがいいです。ドレスの素材や生地にこだわってみるのも効果的です。
海外挙式
海外で挙式をする際には、日本のウェディングドレスを持っていったほうがいいでしょう。なぜなら、サイズ感が現地の人とは異なる可能性が大きいからです。また、持ち運びを考えるとシルクなどを避け、シワになりにくい素材のドレスを選ぶことが重要です。海外の結婚式場では、それぞれ厳しいルールのある場所も存在するので、ここも確認することが大切です。
2.会場の広さや雰囲気
最後に全体を通して言えるのは、会場の広さや雰囲気とドレスの相性を確認することです。大きな式場では、遠くから見ても花嫁の姿が映える、ボリュームのあるドレスが相性のいいものであると言えるでしょう。一方、少人数で行う挙式の場合、ゲストとの距離がより近くなることが考えられるので、細部までデザインに凝ったドレスとの相性がいいでしょう。
また会場の雰囲気に関して言えば、お城のような雰囲気の会場であれば、可愛らしいお姫様のようなドレスがお似合いになると思います。一方で、クラシカルな雰囲気の教会や会場であれば、シンプルで清楚なイメージのドレスとの相性が良くなります。
今回は、挙式スタイル・会場とウェディングドレスとの相性についてご紹介しました。ウェディングドレスは種類も多く、どれも華やかで素敵なものばかりです。ですので、ドレスを選ぶ際には挙式のスタイルや、会場と全体の雰囲気を考慮することも有効な方法になります。こうした挙式全体の事も考えることによって、その女性にとって、最高のドレスを見つけやすくなります。ドレスを検討されるときは、似合うかどうかはもちろん、挙式との相性を考えてみると、選んだドレスとその花嫁の姿がより引き立ってくるのではないでしょうか。
2017.10.06
ウェディングドレスの選び方―醸し出したい雰囲気とは?―
ウェディングドレスは、多くの女性にとっての憧れです。素敵なドレスに身を包んだ女性は、より美しく、輝いて見えます。
ただ一方で、ドレス選びの際には数が多すぎて悩まれる方も多いのではないでしょうか。
ドレスを選ぶとき、女性に似合うかだけではなく、なりたい雰囲気、挙式のスタイル、会場の相性を考えると、ドレスも選びやすくなります。
今回はドレスを選ぶときに気を付けたい、3つのポイントのうち、一つ目の「作り出したい雰囲気とドレス」についてご紹介したいと思います。
1.なりたい雰囲気
ウェディングドレスを選ぶ際、花嫁に似合うだけではなく、その女性が醸し出したい雰囲気を演出できているかを考えることは重要なポイントの一つになります。
ドレスを選ぶときは、まず女性が好きなドレスのデザインと、自分の体型との相性を決めるところから始まります。
しかし、まだまだドレスはたくさんあるので、それだけではなかなか絞ることができません。
そこで、女性が演出したい雰囲気を考えることが重要になってきます。代表的なものから言えば、かわいい系、大人系、プリンセス系、ゴージャス系、クラシック系などがあります。
かわいい系
かわいい系では、レース、フリル、リボンをつけること。またドレス自体もボリュームのあるものを選ぶことによって、より可愛らしい印象のドレスになります。
大人系
大人系では、シルエットがすっきりとして、体系を強調するデザインのものであること、また装飾もシンプルながら凝ったものを選ぶと、大人びた雰囲気を作り出しやすくなります。
プリンセス系
プリンセス系では、かわいい系と大人系の間で、装飾が甘すぎない、しかしながら優美さが強調されるようなレースを選ぶことがポイントです。それによって、可愛らしくも気品のある印象を演出することができます。
ゴージャス系
ゴージャス系では、キラキラしたラインのストーンや装飾ボリュームのドレスを選ぶことによって、煌びやかな印象を演出することができます。
クラシック系
クラシック系では、広い教会で映えるようなロングトレーン、そして露出の少ないデザインのドレスがそれにあたります。シンプルな美しさから、女性の清楚さや大人らしさを演出することができます。
いかがでしたか。
今回は、花嫁の作り出したい雰囲気とドレスのデザインや装飾についてご紹介しました。
ウェディングドレスは種類も多く、どれも華やかで素敵なものばかりです。
ですので、ドレスを選ぶ際には、どのような雰囲気を演出したいかを考えることも有効な判断基準になります。
次回の記事では、ウェディングドレスと挙式スタイル、会場との相性についてご紹介したいと思います。
2017.10.02
9月って袷(あわせ)は着れますか?知っておきたい着物の季節感!その2
皆さんこんにちは!
これから幾日か経てば、9月になり少し肌寒さを感じる日も増えてくるかもしれませんね。
そんな季節の結婚式やパーティーでは夏用の薄物(うすもの)ではなく、袷(あわせ)を着るシーンも増えてくるかもしれません。
今回は、9月という寒さと暑さのバランスが難しい季節に、袷を着る際の暑さ対策をご紹介したいと思います。これからこのような機会がある方はぜひ参考にしてみてください!
■長襦袢を夏物や洗えるものにする!
着物の外側はしっかり秋らしいものでも、内側に着る物を涼しくすれば、少し暑い中でも快適に過ごせるものです。
そんな時に、中の長襦袢を薄いものにしたり、すぐに洗濯機などで洗えるものにしたりすることで、かなり体感温度を下げることができます。
他の方には見えない部分での工夫が大事になってくるのですね!
■生地を考える!
正絹(しょうけん)と呼ばれる絹100%の着物は、時期によって裏地のついた「袷」と、それのついていない「単衣」というふうに仕立て方を変えて季節に対応します。よって、夏、冬とかなり季節を選ぶものになってしまいますが、木綿やウールの生地のものは、すべて裏地がついていないので春から秋まで長く着ることができます。
このような仕立て方で通年着られる着物はとても重宝するので、是非参考にしてみてください!
■胴抜き仕立て
皆さんは夏物のスーツによくみられる「背抜き」と呼ばれる仕立て方を知っていますか?
これは、袖の部分だけ裏地がついていて背中の部分には何もついていない構造のスーツです。こうすることで、体全体の暑さをましにしているのですね。
着物も同じように「胴抜き」という仕立てで、袖と裾周りのみに裏地をつけて、それ以外はつけないという仕立て方が存在します。
この仕立て方にすると、見た目は「袷」なのですが、中は涼しく過ごすことができます!
外では秋らしさを出すことも大切ですよね。
■汗対策のキャミソール
また、万が一汗をかいてしまった時のために、速乾性のキャミソールを着ると一日を快適に過ごすことができます。
廉価なブランドでも、しっかりと汗を吸い取ってくれる良い生地の商品も現在ではたくさん出ているので、ぜひそのようなものを活用していきましょう!
いかがでしたか?
9月など、秋に着物の袷を着る際の暑さ対策をご理解していただけたでしょうか。ここでご紹介した以外にも、保冷剤を忍ばせるなどできる工夫はたくさんあります。もしそのような機会がある際は是非お試しください!
また、ブライダルハウスカレンでは、結婚式の際に着る着物や、その他イベントの際の袴などのレンタルを行っています。もしご興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度お気軽にお問いあわせください!
2017.09.28